メディスン・ホイールとは、「聖なる輪」 「生命の輪」 「魔法の輪」 であり、
「神聖な儀式」を執り行う場所である。

この世のすべてのもの、植物や動物、鳥や虫、川や石や大地にも「魂と生命」が宿っている。
宇宙の輪の中の生きとし生けるものは、他の存在と調和して生きること、分かち合うことを学び、
受け入れ、「すべてのものとの繋がりに気づく」という思想を、あらわしたもの。

また、「輪」の一箇所にとどまらず、
輪のいろいろな方角に「他人のモカシン」を履いて、旅することを勧めています。
それは、他人の靴では自分の足にフィットせず、旅をするには辛いものです。
「痛みを知る」ということを、教えていますし、
「輪の一箇所にとどまらず」というのも、輪の真中に置いた物を見る時、
同じ物であっても、見る角度によっては「見え方が違う」という事を、知らせています。

メディスン・ホイールは、アメリカ先住民族だけでなく、言い方は違っても、
世界中のあらゆる国にあり、日本では、「曼荼羅」や神道の「鏡」に匹敵するといわれています。

たしか、日本でも何年か前に「大きな石で円を作ったもの」が発見された記憶がある。
イングランドのストーンヘンジは、世界に残る最も古いメディスン・ホイールといわれる。

各国、各部族によって歴史や使用法の異なるメディスン・ホイールですが、
このように、世界中に存在していたのは確かです。

メディスン・ホイールに出会うと、この「聖なる輪」が、
アメリカ先住民だけでなく、地球上のあらゆる所に存在し、
太古の人々は、すべての命ある存在と力を合わせ、地球の裏側とまでも、
コンタクトをとっていたのではないかと、思いがはせるのです・・・・

想像以上に人類は五感が発達していて、動物や植物などとの会話が可能で、
動物を使ったコンタクトや、本当の力を持ったシャーマン自身による
コンタクトがあったのではないかと、思うほど、いろいろな国と繋がっていきます。

始めのほうで出てくる「イングランドのストーンヘンジ」もそうですし、
チベットの曼荼羅の「砂絵」と、ナバホ族(アメリカ)の「砂絵」も聖なる絵で、繋がるし、
アボリジニやアフリカなどの壁画と、ズニやホピ(アメリカ)の壁画も共通します。
ケルトの「円に十字」は、まさに「メディスン・ホイールの4方向」ですし、
まだまだ、繋がっていく事は沢山あります・・・・

メディスン・ホイールには、4つの方角があり、その4つの方角にはそれぞれ意味があります。
4つの風ともいわれ、至点(夏至と冬至)と分点(春分と秋分)における、
地球と太陽の位置関係により決まっていて、ほとんど変わる事はありません。
「太陽の日」と呼ばれる、その4日にセレモニーが行われることが多いようです。
それらの日は、もっとも風の力が強くなる時だからです。

4方向の意味
4方向とは、東・西・南・北にあたります。

「東の場所」
すべての命が産声をあげる、誕生であり、始まりです。
太陽が最初に現れる、光明です。季節では、春にあたります。
知恵と理解と悟りの場所でもあります。
新しい事をいかに始めるかを知る能力を授かっています。
トーテム・アニマルは、イーグルです。

「南の場所」
急激な成長と広がりの場所です。物事を拡大させ、成長させます。
季節では夏にあたり、太陽のエネルギーが最も強くなる時です。
無邪気さと、信頼と生命力の場所でもあります。
大人の混沌としたものに惑わされず、子供の心のままに、
素直さであり、疑わず信頼する心の場所です。
トーテム・アニマルは、ネズミとコヨーテです。

「西の場所」
豊穣と、収穫の場所です。与える能力と、完結させる能力を持っています。
季節では秋にあたり、努力が実を結び、収穫し、それを与える場所です。
内省の場所でもあります。意識を内側に置き、潜在意識を活性化させ、
直観力や、行動力が生み出される場所です。
トーテム・アニマルは、ベアです。

「北の場所」
大地のエネルギーは、春がもたらす新しい始まりへと、
準備をする為に休み、元気を回復していく場所です。
すべてが静かに、休む場所です。季節は冬です。
内省と知恵を授かっています。冷静な判断力や、英知を授かっています。
長老の場所でもあります。
トーテム・アニマルは、ホワイト・バッファローです。

トーテム・アニマル(聖霊)
一人に対して、9匹のトーテム・アニマルがいます。
人生という旅をする者の肉体は、7つの方角に囲まれているといいます。

東・南・西・北・上・下・内・「内」とは、自分の内面をいう。
そして、常に左・右の両側にいるトーテムは、女性と男性、母であり父であり、
常にあなたを守り、気づきヘ導く存在。

この2匹は、あらためて出さなくても、あなたが大好きな動物や、
何かと、気になる動物だったり、いつも夢に現れたり、といった存在でもあります。

わたしは、このトーテムに出てもらうのは、「満月」か「新月」としています。
関係ないと考える方もいますが、すべての生命は「月」と深く繋がっていますし、
大切な事柄、意味深い事柄の多くは、満月や新月に行われるのです。
古代の人々が気づき伝えることには、それなりの意味があるものです。

このトーテムは、やたらに出しては意味がありません。
「一生に、一度」だけとしています。

9匹のトーテムを出した時、あまりピンとこない動物も現れるかもしれませんが、
それは、今だけを考えるからであり、一生を通してみなくてはなりません。
いくつかの動物は、きっと、ハッとするはずです。
自分の、一番の弱点を知ることでしょう・或いは、「気づき」を与えられる事でしょう・・・・

Medicine Cards VOICE:ジェイミー・サムズ&デイビッド・カーソン著:小林 加奈子訳
から発行されています(自分で出すとき、出たカードが不満でも受け入れる気持が大切です)

では・・・・おおいに役立てて、あなたの人生に幸あらんことを・・・・